奈良の社会保険労務士(社労士)事務所です。奈良・大阪を中心に活動!

【2013年版】これまでに掲載した事業所だより

2013年11月掲載

医療費の負担が一定以上になると、いくらか支払った医療費が返ってくる「高額療養費」の制度はよく知られています。この「限度額適用認定証」は、高額療養費のように支払ってから返還してもらうのではなく、窓口の段階で一定額以上の額を支払わなくてもよい仕組みです。たとえ後から返還されるにせよ、高額な医療費を一旦支払うことが負担な場合に活用できます。 これまでは入院時しか対象ではありませんでしたが、今は外来診療にも適用されます。多くの医療費負担が見込まれる方は、事前に申請しておくといいのではないでしょうか。
けんぽ協会の「限度額適用認定証」パンフレット

2013年10月掲載

猛暑からの気温の変化で体調は崩していませんでしょうか?身体の不調は心の不調を引き起こすことがあります。現在、メンタルヘルス不調の問題が徐々にクローズアップされています。裁判例で企業の雇用契約に付随するものとしてメンタルヘルスを含めた安全配慮義務が認められてから、精神疾患の労災認定も増加傾向にあり、ストレス等による従業員の心のケアに関心が高まっています。 個々の問題として放置せず、パワハラ研修や長時間労働の抑制について取り組みを始めたい…という声もいただくようになりました。ご検討の場合は、お気軽にご相談下さい。

2013年9月掲載

労災保険に関係しますが、今年未だ労働保険料の申告がない事業所を訪問し、申告を促す業務を労働局の委託で行っています。申告しないままでいると、保険料が勝手に決められ(大概高めに決定されます)、かつ1割の追徴金が課せられます。
労働者がいない、忙しいなどの理由で申告していない事業所も多いようですが、いずれにせよ廃業しない限り申告しておかなければ損となります。また、廃業する場合は、あらかじめ納付していた保険料の還付申請ができますので、忘れず還してもらいましょう。詳しくは社会保険労務士にお尋ねください。

2013年8月掲載

最近、ゆとり世代といわれる社員への対応に苦慮する話を友人などからよく耳にします。
特定世代を括って捉える気はありませんが、よく聞く悩みは次のような点です。
「仕事上の叱責や注意を人格否定と受け止めて落ち込んだり反発するなど、コミュニケーションを仕事のものだと認識できない」 「強そうな見かけに反して、実は精神的に弱い(うたれ強い)」「1から10まで教えないとできない(教えてもらっていないことに責任を感じない)」
いつの時代も世代の違う人材の育成は難しいものです。自分たちの時代経験に頼らずに対応する力が求められているのでしょうか。同世代のため息ばかり耳にする今日この頃でした。

2013年7月掲載

年金事務所による定時決定調査が進められています。
社会保険に加入すべきなのに加入させていない従業員がいないか、加入している従業員の等級は適正か、などが調査されます。場合によっては遡及されて保険料が徴収されます。 年金財政の悪化により、保険料の徴収は喫緊の課題であり、今後もこの流れは続いていくと思われます。

社会保険の加入義務を怠っていると、保険料の遡及徴収などにより、思わぬ大きな負担を強いられるリスクがあります。人件費に社会保険料(会社負担分)が含まれることを考慮しての人員計画が必要ですね。

2013年6月掲載

労働保険料、社会保険料の申告等の時期が近づいてきました。高年齢・障害者の雇用調査や、健康保険の扶養調査など、役所からの依頼物が届く時期でもあります。顧客様については、私から書類等はの回収に参ります。新たにご依頼のある方は、書類等を保管の上、ご依頼下さい。給与計算受託については、住民税の特別徴収額の通知書も必要となりますので、よろしくお願い申し上げます。

2013年5月掲載

NPO法人活動として、介護相談を中心とした社会教育事業を始めました。

奈良市近郊を中心に、介護でお悩みの方、デイサービスの利用を検討される方は、NPO法人で運営する「デイサービスこもれびの郷」または弊社までご相談下さい。

〒631-0013 奈良市中山町西3-362-6 TEL 0742-41-1414  FAX 0742-81-8814

デイサービスこもれびの郷 所長 石崎和枝まで

2013年4月掲載

税理士さん、司法書士さんと共同で、生活支援の活動を考えています。近い将来相続税が改正されることで、生前贈与や相続に関する登記について相談が増えていく傾向にあります。

私は社会保険労務士ですので、相続と直接関与は薄いのですが、定年後など将来の人生設計における年金制度や介護サービスについてお役に立てたらいいなとアイディアをひねって準備中です。

2013年3月掲載

春が近づいてきました。新たな採用、人材育成について考えてみませんか。 閉塞感が続くとトラブルも増加します。
人事労務管理は、利益を生み出す人財の基盤となります。人についてのお悩みは自分自身デイサービスの経営を通じて同じものを抱えています。だからこそ、一人でも多く一緒に歩んでいけるパートナーと出会えればいいと思っています。

2013年2月掲載

【求められるもの、求められる人材】

経済の構造が「いいものを、いいサービスを」という日本的価値から、「市場が求めているもの、求められるサービスを」というグローバルな価値へとシフトしていることで、マーケティングの重要性が叫ばれてきました。
我々もこれからは「いいもの」「いい人材」を作るという価値の売込み一辺倒ではなく、「求められるもの、求められる人材」が育つ環境作りを進めていく時代がきたのかなと思っています。そんな新たな時代のパートナーとして、関係が広がっていくことが今年の目標ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2013年1月掲載

【年始のご挨拶】

年が明けて心機一転、新たな事業計画に取り掛かる思いの経営者もいるのではないでしょうか。
政権も再び変わり、経済情勢・雇用環境の動向が気にかかります。ただ手をこまねいていては何も変わりません。時流にのった行動が求められていくでしょう。
自分自身、今年はデイサービスの運営と社会保険労務士業務の拡大を目標にし、新しい仕事を見つけたいと考えています。
一つでも多くの会社がトラブルに見舞われることなく、発展する一年になることを願って年始の挨拶とさせていただきます。どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。