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【2024年版】これまでに掲載した事業所だより

2024年3月掲載

【GoTo神社】

『大安寺』…車の点検中に代車で参拝してきました。境内のいたるところにダルマがいました。癌封じで有名ですね。敷地も広めで、一人ひっそりと散策してきました。同じ日に海龍王寺も行きましたが、ここも由緒ある古寺で雰囲気にひたれる穴場です。今年の干支にちなんでの参拝でした。

 

【GoTo読書】

邪馬台国はどこですか?』…歴史好きにはたまらないタイトル。バーで数人が議論(というか一人が珍説を唱え、もう一人が反論する)話なのです。「本能寺の変の謎」「聖徳太子の正体」「明治維新の黒幕」「キリストの復活のトリック」「ブッダの悟りの秘密」など、突飛もない説が説得力あるという不思議。楽しく読めました。

俺ではない炎上』…「六人の嘘つきな大学生」の浅倉秋成の作品。SNSでなりすましによる殺人犯に仕立てられたおじさんの逃避行と成長物語。やはりSNS怖いですね。相変わらず、二転三転していく展開はすごいです。人の見方って人によって違うというテーマも健在でした。

いつかの人質』…同じ人が二度も誘拐されるという不思議なミステリー。以前短編を読んだことがある芦沢央の作品。人のちょっとしたごまかしや思い込みの怖さを描くのがうまいですね。幼稚園時と中学生時に二回も誘拐された少女の成長が救いのミステリーでした。浅倉秋成と芦沢央さんは作者そのものが好きになったので、これからも読み続けていきたいと思います。

 

2024年2月掲載

【GoTo神社】

伏見稲荷大社』…2024年の初詣は、京都伏見稲荷大社を隅々までまわってきました。稲荷山が思った以上にきつい坂で、体力不足を改めて痛感。でも気持ちのよい参拝巡りとなりました。お守りやお札ではなく、今回は、「清めの砂」や「達成の鍵」などを参拝時に購入してみました。電車で行ったので、読書もはかどり満悦した初詣となりました。

 

【GoTo読書】

正欲』…映画化にもなる朝井リョウさんの作品。少し極端ではなるけど、多様化にも含まれないマイノリティは、多様化の中のマイノリティからも疎外される現実、そしてマジョリティ側にいてもうまくいかない人の疎外感。正しさとは何か…を考えさせられます。読後はなんか人生観が広がったかのような気がしました。
むらさきのスカートの女』…今村夏子さんの芥川賞受賞作。特に事件が起こるわけでもない日常の中で、人を見る視点と見られる視点がいつの間にか逆転するような流れに不思議な感覚になります。変な人に興味をもって追い続けていたら、いつのまにか自分が変だったという感じですね。
あなたが誰かを殺した』…東野圭吾さんの近作。加賀恭一郎シリーズです。加賀刑事、きちんと仕事します。最後の展開が、どんどんめくれていくような感覚で、読んでいて高揚しっぱなしの後半でした。どの作品もそうですが、ページが止まらない読みやすさはすごいです。

 

2024年1月掲載

【GoTo釣り堀】

伊勢』…2023年は釣りの年になりました。しまあじ一尾という残念な釣果でしたが、いろいろハプニングが経験できて楽しかったです。独り立ちまでもう少しというところでしょうか。今年は、よりアウトドアな一年にしたいので、ゴルフにも挑戦です。

 

【GoTo読書】

13階段』…高野和明さんのデビュー作。江戸川乱歩賞ということで、先に購入していた「ジェノサイド」より早く読んでしまいました。死刑制度、法の裁きとは、犯罪関係者の心理など、考えさせられる作品。展開のスリリングさとあいまって、今年最初の一冊として満足の本でした。
夜市』…恒川光太郎さんのホラー小説。といってもドロドロしいホラーではなく、不思議な世界に誘われるホラー小説でした。特にお話しそのものが美しいともいえる世界観をもっていて、怖さとファンタジーの絶妙な作品でした。読後はフリーマーケットや古道を歩きに出かけたくなります。
カラフル』…森絵都さんの作品。よく本屋でおすすめされている本です。メルヘンチックな雰囲気の中、テーマは重くもあり、生きることに悩んでいる人の背中を押してくれそうな作品でした。人生で道を見失うようなときに読むと、タイトルどおり世界が色づきそうで、さまざまなことを教えられる物語。「西の魔女が死んだ」に通ずるものがありました。
※年末に、7・8年ぶりに大阪の紀伊国屋書店へ行きました。蔵書数の多さが天国ともみえてしまい、思わず大量購入してしまいました。本当に危険な場所です…。